アロマテラピーをはじめよう/安斎康寛【読書ログ・感想】初心者が一冊だけ買うならこれ
アロマテラピーに興味がある、やってみたい。
そんな、これからアロマテラピーをやろうとしている人におすすめの本です。
初心者向けの本はたくさんある中で、Sakuraが一冊だけ選ぶならこれ。
この本の概要 基礎から応用まで
この本の構成はこんな感じになっています。
Lesson① アロマテラピーの基本講座
・・・アロマテラピーの歴史、精油52種ガイド、キャリアオイルについて
Lesson② アロマテラピーを始めましょう
・・・悩み別おすすめレシピ、芳香浴/フェイシャルスチーム/アロマバス/アロママッサージの具体的なブレンド
Lesson③ 手作りで楽しむアロマテラピー
・・・アロマグッズやアロマコスメの作り方、具体的なおすすめブレンド
Lssson④ アロマテラピーと食生活
・・・ハーブやスパイスを使ったレシピ
アロマテラピーを基礎から学びたい人は最初から順番に読むのがおすすめ。
歴史のほか、作用の仕組みや注意点もざっと知ることができます。
手っ取り早く試してみたい人は具体的なレシピのページからスタート。
最近忙しくてバテ気味、お風呂でゆっくり疲れがとれるアロマはどんなの?
といった感じで、症状・アロマの方法からレシピを探すことができます。
痒い所に手が届くふたつの表
私が便利だなと思ったのは、本書に載っているふたつの表。
ひとつは、「悩み別で探せる精油リスト」。
新しく精油を試してみるときって、店頭で嗅いでみて気に入ったものの効果を調べてみる時と、ほしい作用から適した精油を探すのと2通りあると思います。
この表は後者の時に力を発揮します。
ぐっすり眠りたいときにはどんな精油がいいのかな、とかダイエットに使えるのはどの香りだろう、とか。
それが見開き2ページでぱっとわかるのでとても便利です。
選んだ香りをハンカチにたらすだけで、アロマを存分に楽しめます。
もうひとつは「香りのブレンド相性チェック」という表。
最初は好きな香り一種類を使ってみるのが簡単でいいと思いますが、やっぱりブレンドしてみたくなりますよね。
そんな時に使うのがこれ。
好きな香り、あるいは必要な作用をもった香りをひとつ決めて、その香りに合うのはどんな香りなのかを教えてくれます。
もちろん配合の割合によって香りもかわるし、好みもあると思いますがとても参考になる表です。
おわりに
挙げたものの他に例えばハーブやスパイスを使った料理のレシピなんてのも載っていて、日常にどうやってアロマを取り入れていくかということが様々な角度で書かれています。
とにかくこれ一冊でだいたいのことができる、わかるのでとても重宝している一冊です。
アロマテラピーが大好き。
そのうちもっと具体的なレシピのこととか実際の使い方なんかも書けたらなと思います。